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Poe-Tri Vol.17

千葉みなとに安い駐車場を見つけた。まだあまり知られていないらしく比較的空いている。隅っこに車を止めて千葉駅まで15分ほど歩く。

大好きなピート・ハミルを読みながら電車に揺られる。車窓から東京湾に沈む夕陽が見え、高校時代を思い出す。稲毛海岸をランニングし、波打ち際で幸せそうにしているカップルを見つけるとわざとみんなで近寄って声出しをしたりしていた。申し訳ないことをしたと思う。

3-triに着いて間もなく、葛原りょうさんが現れた。いろいろ話す中で、育った場所も条件も違うにもかかわらず、お互い結果として同じようなことをやっている、やろうとしていることが判明し、驚く。槙原寛巳のファンであったこと、ドジョウやナマズのような底生性の淡水魚が好きなところまで共通していた。「今度、川で『ガサガサ』しましょう!」とか言って盛り上がる。まさか詩人とこんな会話をするとは思わなかった。そういったことを抜きにしても、話せば話すほど知性のある、風通しのいい人だ。尊敬の念を強くする。

やがて笹田美紀さんも現れる。会うたびに髪が短くなっているような気がすると思ったら、実際その通りであったらしい。彼女とは12月の「満足せよ!」でセッションをすることになっている。それに備えてブツを渡す。

それぞれリハを済ませる。風邪を引いたり、様々な事情で直前で来られなくなった方が今回もけっこういて、集客が心配だったが、蓋を開けて見ると今回も大勢の方にご来場いただけた。とても嬉しい。

ところが、開場時間が過ぎてもトップバッターのTASKEさんが現れない。笹田さんも心配してくれ、わざわざ地上まで偵察に行ったりしてくれるが、やはり現れない。もし間に合わなかったら私がトップバッターを代るしかないと覚悟を決めた時、開演直前になってTASKEさんが登場した。救世主のように見えた。

そのまま一気に、TASKEさんのステージが始まる。絶賛発売中の詩集「七転び八起き列伝」を携えてのTASKEショータイム。出番が終ると、なぜか三本締めで締める。あのまま幕にしてしまってもお客さんはなんとなく納得してしまったかもしれない。パワフルで楽しい時間だった。

続いて葛原りょうさんが登場する。葛原さんの朗読を見ていると、言葉を「話す」というのが、言語学上、矢を「放つ」のと、もともと同源であることを思い出す。言葉を話すというのは、自分の魂をちぎって投げることだ。3-triに葛原さんの魂が打ち込まれてゆく。

オープンマイク。今回は12人の方に参加して頂いた。登場順に、

土屋怜
五十嵐倫子
佐藤銀猫
晴居彗星
八木竜平
かとうゆか
矢ヶ崎芳也
ケイコ
守山ダダマ
死紺亭柳竹
市毛友里
あしゅりん

非常に濃かった。個人的に、私が朗読活動を始めるきっかけとなった2007年の詩のボクシング(トーナメントなのに一日二敗したやつ)を制した晴居さんが来てくれたのはズキンときた。皆様、ありがとうございました。

後半。笹田美紀さんは、事前に「今日はオトメゴコロで」と言っていたが、ステージで体現したのは、漂白されていない、荒く激しく、しかししなやかなフィーリングだった。文字通りざくざくと伝わってきた。

私は日本シリーズ中ということで「原辰徳の章」を久々に朗読する。リハでどうもしっくり来なかったので、ピッチを変え、フレーズをシンプルにして読んだ。

改めて出演者の皆様、お疲れ様でした。そしてスタッフの皆様、ご来場頂いたお客様、本当にありがとうございました。S君、結婚おめでとう。

会場で新しい人間関係が生まれているのを見るのは素晴らしいことだ。足を運んでくれた人々に笑顔で帰ってもらえるのなら、そんな幸せことはない。

様々な意味で、考えなければならないことはまだまだたくさんあると思う。でも、ひとつずつ進めていきたい思います。

次回Poe-Tri Vol.18は12月2日水曜に開催いたします。どうかよろしく。

at 22:40, 大島健夫, 出たもの

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